新電力BPOサービス事業者様
新電力BPOサービス事業者様
Amazon ECS/AWS Fargateを活用した
サーバーレス開発事例
■概要
新電力関連事業に関わるサービスを運営しているこの企業では、独自のシステムで発電情報を収集・分析し、活用していました。
この度、新たなデータ種別を取り扱う新システムの開発が必要となり、当社に案件のご相談をいただきました。
その際、既存システムには以下のような課題があることから、新システムの開発において、解決のご要望をいただきました。
■既存システムの課題
- ・システムの変更や追加開発が柔軟に対応できるシステム構成ではない
- ・自社での開発ノウハウが少なく、追加開発の内製化が難しい状態である
- ・運用保守におけるコスト増大の懸念がある
これらの課題に対して、以下ご提案をしました。
■当社のご提案
①Amazon ECS/AWS Fargateによる柔軟性の高いシステム基盤を提供
AWS Lambda、Amazon ECS/AWS Fargateの2つの構成案を検討し、システムの利用パターンやビジネス展開に影響する機能拡張の要望が重要視されていることから、Amazon ECS/AWS Fargate 案を採用することになりました。
Amazon ECS /AWS Fargate によるコンテナ(サーバーレス)環境を選定したことにより、サービス需要の変化に対し柔軟に対応できるシステムを実現しました。
[システム構成イメージ]
[システムの特徴]
- ・発電情報の取得には時間的制限があるため、入手先となる各送配電事業者ごとに処理プロセス(ECSタスク)を分割することで多重化を図り、処理時間を短縮
②新技術要素のレクチャー、CI/CD環境の提供で内製化を支援
新環境で採用したAWSサービスに関する基本的な説明や運用方法に関するレクチャーに加え、コンテナ、サーバーレス、CI/CD に関わるCACの技術ノウハウを共有することで、お客様による開発/運用業務の内製化に貢献しました。
また、CI/CD環境を用意することで、スピーディな本番環境へのリリースが可能となり、開発負荷を大幅に軽減しました。さらに送配電事業者(データ収集先)やサービス契約者に付随する各種設定項目を外部パラメータ化することでノンコーディングでの機能修正を可能にしています。
[CI/CD環境イメージ]
[本項目でのポイント]
- ・お客様がシステムを適切に運用できるよう、追加開発に伴う修正箇所のポイントや修正方法など、複数回にわたってスキルトランスファーを実施
- ・AWS CodeBuildにて、DockerImageの自動ビルド、Amazon ECRへの自動リリース、環境差異をまとめた環境変数定義ファイルの自動リリースを実現
- ・Terraformを利用したInfrastructure as Codeの導入により、インフラの管理負荷軽減に貢献
③AWSマネージドサービスの積極的な採用により、運用コストを削減
新システムではAWSマネージドサービスを積極的に採用、これまで人手の作業として発生していた運用コストの削減を実現しました。
[本項目でのポイント]
- ・既存システムでは、サーバーの運用管理や障害時の対応など、自社人員で運用保守をしていた。新システムにおいては、AWSマネージドサービスを採用することにより、運用保守の業務負荷が軽減され運用コストを削減
- ・自社人員による運用保守の業務負荷が下がった分、システムの追加開発に注力することが可能となり、人的リソースの効率化に貢献
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