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サービスについて
「AI仕様駆動開発 導入支援サービス for Kiro」は、仕様駆動開発の考え方をお客様の開発プロセスに取り入れ、仕様を起点に要件・設計・実装・テストをつなげる開発体制への移行を支援するサービスです。
CACは、Kiroの導入設定に加え、お客様の開発プロセスに合わせた標準開発フロー、AI活用ルール、レビュー観点、定着化計画を整備し、チームで継続的に運用できる仕組みとして定着させます。

仕様駆動開発とは要件・設計・実装タスクを分断せず、仕様を起点として一貫して管理する開発アプローチです。仕様を開発の中心に置くことで、設計と実装のずれを抑え、変更時の影響把握や保守時の引き継ぎを容易にします。
Kiroとは 要件定義から本番稼働まで、仕様駆動開発(Spec Driven Development)を中核として開発を支援する、AWSのAI IDE(統合開発環境)です。要件・設計・実装タスクを仕様ファイル(Specs)として構造化し、一貫して管理します。
3つの仕様ファイルで「要件→設計→タスク」を一貫管理し、開発の進行に合わせて常に最新の状態を維持します。仕様ファイルを開発の進行に合わせて更新する運用により、保守フェーズでの仕様のブラックボックス化を防ぎ、引き継ぎや監査対応も容易になります。
※EARS記法(Easy Approach to Requirements Syntax):キーワードと文型パターンにより、誰が書いても解釈のズレが起きにくい要件記述を実現する構造化記法です。
AIの出力品質をプロジェクト全体で安定させるために、ステアリング・テンプレート・プロンプトの3つの仕組みでAIを制御します。これにより、開発者ごとのAI出力のばらつきを抑制し、プロジェクトの方針に沿ったコード・ドキュメント生成が期待できます。
Kiroは、AWSが提供するエージェント型の開発環境であり、Amazon Bedrockを基盤としたAI機能を活用して、仕様作成、設計支援、実装支援を行います。組織利用では、AWS IAM Identity Centerによる認証・ユーザー管理や、AWSアカウントを通じたサブスクリプション管理・請求管理に対応できます。
機密情報やソースコードを扱う場合も、認証・ユーザー管理、契約・請求管理、外部連携範囲を組織のセキュリティポリシーに沿って整理し、安全性に配慮した利用環境を整備できます。
| 課題 | 仕様駆動開発による改善 |
|---|---|
| 属人化 | 仕様・設計意図・タスクを継続的に管理し、担当者に依存しない開発・保守体制を構築 |
| 手戻り | 要件・設計・タスクの対応関係を明確化し、AIによる整合性確認で不整合を早期発見 |
| 品質のばらつき | プロセス・テンプレート・プロンプト・レビュー観点の標準化で、開発者間の品質のばらつきを抑制 |
| 保守・引き継ぎ負荷 | 仕様を継続的に更新・参照できる状態にし、再調査工数や引継ぎ負荷を削減 |
| リードタイム | 要件・設計・タスク生成・実装をAIが支援し、開発のリードタイムを短縮 |
CACは、Kiroの導入設定、開発標準の整備、AI活用ルールの策定、一部プロジェクトへの先行適用、定着化支援までを一体で提供し、お客様が仕様駆動開発を継続的に活用・改善できる体制づくりを支援します。
Kiroをチームで安全に利用するための初期環境、認証・権限、外部連携の基本設定を整備します。
仕様駆動開発をチーム全体で一貫して実践できるよう、AI活用ルール、開発フロー、エージェント実行・自動化基盤を標準化します。
- ステアリングファイル整備支援(コーディング規約、テスト方針等のガイドライン)
- テンプレートファイル整備支援(設計書・テスト仕様書等の雛形)
- プロンプトファイル整備支援(AI指示の標準化されたプロンプト集)
- Agent Skills整備支援(組織固有の知識・手順・ルールの設計・作成)
- Sub Agent整備支援(役割による専門作業の設計・作成)
- Agent Hooks整備支援(ファイル保存などイベント起点の自動処理ルールの設定)
- テスト自動化整備支援(テストケース生成・実施の自動化設定)
- CI/CD連携整備支援(開発フローにCI/CD組込設定)
一部プロジェクトへの先行適用を通じて仕様駆動開発の実践方法を定着させ、お客様チームが継続的に改善・自走できる状態を目指します。
お客様の開発課題の整理から導入計画の策定、Kiro環境とAI活用ルールの整備、伴走型の共同開発、そして自走化・継続改善までを段階的に支援します。